丹波亀山城築城の目的

光秀は亀山城の城郭を大堰川の氾濫から安全な丘陵の上に築き、その南を通過する山陰道をとりこむように城下町を形成しています。
築城の目的は、丹波攻略の軍事的拠点の確保にあったことはいうまでもありません。さらに光秀が、この地に城郭と城下町の整備を意図したのは、京都と山陰地方を結ぶ上で政治・経済・文化などの要衝の場所であることを考慮し、丹波における領国支配の本拠地にするためであったと思われます。